警察庁の統計や各指定自動車教習所のデータによると、仮免学科試験の合格率は概ね70%〜80%前後を推移しています。裏を返せば、受験者の2割から3割は初回受験で涙を呑んでいるのが現実です。
調査で浮き彫りになった「仮免学科試験に落ちた決定的な理由」の上位には、共通した傾向が見られます。
最も多いのが「教科書の流し読みだけで過去問演習を怠った」というケースです。学科教習の動画を眺めただけで理解した気になり、いざ問題を解くと細かい文言の違いに判断が追いつきません。また、「修了検定(技能試験)の練習に集中しすぎて、学科の対策を前日夜まで後回しにした」というスケジューリングのミスも目立ちます。
90%以上の正答率が求められる試験において、「うろ覚え」の知識は致命傷になります。落とすための試験ではないものの、曖昧な理解をふるい落とす設計になっている点を認識しなければなりません。