胃内視鏡検査を受ける際、最も基本となるルールが「検査前日の食事リミット」です。多くの医療機関では、前日の夕食を21時までに済ませるよう指示されます。これには明確な医学的根拠があり、固形物が胃を通過して十二指腸へと送り出されるまでに、通常約6時間から8時間程度の時間を要するためです。
もし21時を過ぎてから脂っこい夜食などを口にしてしまうと、翌朝の検査時に胃の中に未消化物が残存する可能性が跳ね上がります。胃の中に食べ物のカスが残っていると、胃壁全体をくまなく観察することができず、小さなポリープや早期胃がんの発見が極めて困難になります。
21時以降は固形物の摂取を完全にストップし、胃を休める時間にあててください。どうしても空腹感がつらい場合でも、具のないスープや白湯などの透明な水分以外は口にしないよう徹底しましょう。