痛みやかゆみが一切ない場合、代表的な原因として「稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)」と「マイボーム腺梗塞(まいぼーむせんこうそく)」の2つが挙げられます。
稗粒腫は、まぶたの薄い皮膚表面のすぐ下に毛包や汗腺由来の角質(老廃物)が袋状に溜まったものです。白〜黄白色の硬い粒状で、触るとプチプチとした感触があります。新陳代謝の乱れや摩擦刺激、あるいは生まれつきの体質が関与していますが、悪性化する心配はありません。
一方、まつ毛の内側やキワのラインに白いゴマのような塊が見える場合はマイボーム腺梗塞が疑われます。マイボーム腺は涙の蒸発を防ぐ油分を分泌する器官ですが、アイメイクの残りカスや加齢、コンタクトレンズの摩擦によって脂質が固まり、出口を塞いでしまうのが主な原因です。放置するとドライアイの悪化や細菌感染を引き起こすリスクがあります。