ネット上の口コミやSNS、音楽ファンのコミュニティを分析すると、ばってん少女隊に対する評価は一般的な女性アイドルグループのそれとは一線を画しています。「アイドルファン以外の層がいち早く反応している」という特異な現象が起きているのです。
その転換点となったのが、2020年秋に発表された楽曲「OiSa」でした。プロデューサー・ミュージシャンの江沼郁弥(元plenty)が手掛けたこの楽曲は、福岡の伝統や祭りのリズムをミニマルなエレクトロ・ポップへと昇華。YouTubeの再生回数は瞬く間に数百万回を突破し、全国のFMラジオ局でヘビーローテーションされました。
ネット掲示板やSNS上でのリアルな評価を抽出すると、以下のような声が主流を占めています。
「アイドルの曲だと思って侮っていたら、極上のディープハウスやチルアウトサウンドで鳥肌が立った」
「福岡営業所発というローカルな土着性と、世界照準のトラックメイクのギャップが中毒性を生んでいる」
「柳美舞ちゃんの歌声が完全にプロのシンガー。ライブの生歌で音源を超えてくるクオリティに圧倒された」
このように、従来の「疑似恋愛的な応援消費」に依存せず、純粋な楽曲クオリティとパフォーマンスの鋭さで評価を勝ち取っている点が、彼女たちの強固な支持基盤となっています。