Q1:前輪と後輪、どちらか片方だけすり減っている場合は片輪のみの交換でも良いですか?
A1:経済性を優先して片輪のみ交換すること自体は可能ですが、安全面からは前後同時の交換、または「状態の良い前輪を後輪へ回し、新品を前輪に装着する」ローテーションが推奨されます。後輪は体重が乗るため前輪の約2倍の速さで摩耗します。しかし、万が一走行中に前輪がバーストすると即座に転倒につながるため、常に状態の良いタイヤを前輪に履かせることが鉄則です。
Q2:タイヤの溝がまだ十分残っていても、2年経ったら必ず交換しなければなりませんか?
A2:走行距離が短くても、紫外線や外気による酸化でゴムは確実に硬化します。爪を強く押し当てて弾力がなくプラスチックのように硬く感じられる場合や、サイドに細かい亀裂が見られる場合は、2年を目安に交換してください。ゴムが硬化したタイヤは雨天時の制動距離が著しく伸び、マンホールや白線の上で容易にスリップします。
Q3:タイヤレバーを使わずに手だけでタイヤをはめることは可能ですか?
A3:製品の組み合わせ(タイヤとホイールの相性)によっては手の力だけで嵌めることが可能です。むしろ、チューブを工具で挟み込んでパンクさせる「噛み込み事故」を防ぐため、最後のビードはめ込みは極力手のひらで行うのがプロの技法です。ただし、新品のワイヤービードタイヤは硬いため、どうしても手で入らない場合はチューブを絶対に挟まないよう細心の注意を払いながらレバーを使用します。