集団左遷はなぜ起きる?ドラマの結末とモデル銀行・現実のリストラ実態

集団左遷はなぜ起きる?ドラマの結末とモデル銀行・現実のリストラ実態

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2019年にTBS系「日曜劇場」枠で放送されたドラマ『集団左遷!!』は、理不尽な組織の圧力に立ち向かう銀行員たちの下剋上を描き、圧倒的な支持を集めました。主演を務めた福山雅治は、大手メガバンク「三友銀行」で蒲田支店の支店長に抜擢された主人公・片岡洋をエネルギッシュに熱演。「頑張る」を泥臭く体現する姿勢が大きな反響を呼びました。

物語は、蒲田支店に着任した片岡が、本部の上層部から「蒲田支店は半年後に廃店が決まっている。頑張らなくていい、無難に終わらせろ」と密命を受けるところから始まります。しかし、廃店になれば行員たちの多くはリストラか過酷な出向が待っている現実を知った片岡は、副支店長・真山徹らとともに「半年間で融資額100億円達成による廃店撤回」を掲げて本部へ反旗を翻します。

脇を固めるキャスト陣も極めて豪華でした。片岡と絶妙なバディ関係を築く副支店長役に香川照之、冷徹に支店整理を推進する最大の敵・横山輝生常務役に三上博史を配置。さらに神木隆之介、中村アン、井之脇海、市村正親ら実力派俳優が勢揃いし、銀行内の緊迫した人間ドラマを重厚に演出しました。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。