この時代のギャルカルチャーを語る際、テレビ番組やWebメディアを席巻したゆうちゃみの存在感は際立っていた。彼女が体現していたのは、単に派手なメイクやファッションという外面的な要素だけではない。
根底にあったのは、「自己肯定感の高さ」と「他者を包み込むポジティブさ」という、新しい令和ギャル文化の精神性だ。彼女が日常的に発するカラッとしたフレーズや物物おじしない態度合いは、閉塞感が漂う社会において、多くの若者や視聴者に勇気と爽快感を与えた。
ギャル語とは単なる「崩した日本語」ではなく、他者との距離を縮め、互いを肯定し合うための開かれたマインドの表明に他ならなかったのだ。