車内や船内で酔い止め薬を切らしてしまった場合、飲み物の工夫に加えて身体的なアプローチを組み合わせることで、症状の悪化を最小限に食い止めることができます。
コーラ以外のレスキュー飲料としては、生姜成分が含まれたジンジャーエール(生姜エキス入り)やペパーミント系のハーブティーも優秀です。生姜に含まれるジンゲロールには強力な制吐作用があり、ミントの香りは中枢神経を鎮静化させます。
飲み物と併せて行いたいのが、身体への物理的なアプローチです。窓を開けて新鮮な空気を取り入れ、首元やベルトなどの締め付けを緩めて腹圧を下げます。遠くの景色や水平線をぼんやり眺め、視覚情報の揺れを抑えることも欠かせません。
手首の内側、手首のしわから指3本分肘側に進んだ位置にあるツボ「内関(ないかん)」を親指で深く押し揉むのも即効性があります。内関は自律神経を整え、胃の不快感や吐き気を抑える特効ツボとして知られています。