ポケモンのダメージ計算において、タイプ相性は単タイプであれば「ばつぐん(2倍)」「いまひとつ(0.5倍)」「無効(0倍)」のいずれかで処理されます。しかし、ポケモンが2つのタイプを持つ「複合タイプ」の場合、それぞれの相性倍率が掛け算で計算される仕様が存在します。防御側の両方のタイプに対して攻撃側の技が弱点となる場合、2倍×2倍で合計4倍の被ダメージが発生する仕組みです。
4倍弱点が恐ろしい真の理由は、単なる4倍にとどまらない「掛け算の重なり」にあります。攻撃側が自身のタイプと一致した技を放つと、さらに1.5倍のタイプ一致補正が加算され、実質的なダメージ倍率は6倍にまで膨れ上がります。さらに攻撃側が同タイプのテラスタルを発動していた場合、補正は2倍となり、驚異の8倍ダメージに達します。
この数値の前では、どれほど努力値を防御やHPに極振りしていようと耐え切ることは極めて困難です。「いかに高耐久であっても一撃で盤面から排除される」という現象は、この圧倒的なダメージ計算式から生じています。