女子相撲の競技人口拡大に伴い、国内外でハイレベルなトーナメントが定期開催されています。国内の最高峰に位置するのが、毎年開催される全日本女子相撲選手権大会です。体重別階級(軽量級・中量級・軽重量級・重量級・無差別級)で争われ、小中学生から実業団選手まで、全国の頂点を目指して熱戦が繰り広げられます。
近年は育成システムの充実が著しく、全国屈指の強豪高校・強豪大学が次々と女子相撲部を創設・強化しています。鳥取城北高校や埼玉栄高校といった名門校から、日本体育大学、立命館大学、日本大学、朝日大学などの大学相撲界を牽引する名門チームに至るまで、トップアスリートを育成する専門的な練習環境が整備されました。
さらに国際舞台では、国際相撲連盟(IFS)が主催する世界女子相撲選手権が開催され、日本代表選手のみならず、ウクライナ、ポーランド、モンゴル、アメリカ、ドイツなど、世界各国から屈強な選手が集結しています。国際大会では日本勢が技術力で圧倒する場面が多いものの、海外勢の圧倒的な体格とパワーに対抗するための戦術進化が常に続いています。