ネット上の情報やSNSの短文投稿を精査すると、本館に関して幾つかの決定的な「思い込み」や「誤解」が流通していることが分かります。現場調査によって判明した3つの誤解を是正します。
第1の誤解は、「道の駅の単なるおまけ展示コーナーである」という認識です。多くのドライバーが、道の駅の建物内に小さなパネルが飾ってある程度だと勘違いして通過してしまいます。しかし実際には、独立した堂々たる2階建て規模の専用ミュージアム建築であり、床面積・収蔵品数ともにれっきとした市立博物館です。道の駅の賑やかな物産コーナーとはエントランスが分かれており、有料ゾーンの先には静謐でディープな学術・鑑賞空間が広がっています。
第2の誤解は、「プラネタリウムは最新鋭のデジタルメガスターのような大型ドーム施設である」という過大な期待です。本館のスタードームは、メガプラネタリウム施設のような数百人収容の天体劇場ではなく、芦別の星空の美しさと物語を象徴的に伝えるためのコンパクトなドームシアターです。壮大な宇宙探査のCG映像を期待して訪れるとギャップを感じる可能性があります。あくまで「芦別の澄んだ夜空の情緒」を味わう空間として捉えるのが正解です。
第3の誤解は、「休館日は月曜日だけである」という古い情報の信奉です。前述の通り、通常期は月曜日と火曜日の連続休館が基本フォーマットです。「月曜日は避けて火曜日に立ち寄ったら閉まっていた」という悔恨の声がネット上でも散見されます。7月・8月の夏期ピークを除き、火曜日も展示室に入館できない点は厳重に留意すべきポイントです。