ゴルフファンの間で頻繁に見られる誤解が、「QTファイナルで上位に入れば来季の1年間はずっとレギュラーツアーで戦える」という認識です。しかし、前述のリランキング制度がある現代のツアー構造において、QTの効力は実質的に「開幕から初夏までの約4ヶ月間」の限定チケットに過ぎません。
さらに、もう一つの盲点は「QTファイナル 日程 会場」におけるコースセッティングと風向きの特殊性です。QTが開催される晩秋のコースは、寒暖差や強風、硬く締まった高速グリーンなど、技術だけでなく精神的スタミナを極限まで削る過酷な環境が用意されます。
そのため、QTでビッグスコアを出して上位通過した選手であっても、春先の芝質変化や連戦のプレッシャーに適応できず、第1回リランキングであっさり後退してしまうケースが存在します。逆に、40位前後のギリギリで通過した選手が、推薦出場した数試合で爆発的なスコアを出して一気にシード権争いに名乗りを上げる下克上劇も珍しくありません。