SNSや旅行クチコミサイトでは絶賛の声が並ぶ杉ノ原放牧場ですが、現地取材班の検証や実際の訪問者のリアルなフィードバックを精査すると、写真映えの裏にある過酷さや特有のハードルが浮かび上がってきます。
最も多くの声が挙がるのが「牛のフン(ボロ)」と足元の状態です。放牧エリア内は牛が自由に歩き回るため、遊歩道や草むらの至る所にフンが点在しています。「お気に入りのスニーカーが汚れてしまった」「草丈が伸びている時期は見分けがつきにくい」といった体験談は後を絶ちません。トレッキングシューズや汚れても水洗いできる靴の着用は必須と言えます。
また、海沿いの岬という地形上、強風や天候の急変にも注意が必要です。本土側が穏やかであっても、半島先端では身体が煽られるほどの突風が吹き荒れる日があります。日差しを遮る木陰や屋根付き休憩所はほぼ存在しないため、夏場の熱中症対策や春・秋の防風対策を怠ると、短時間の滞在でも体力を激しく消耗します。