実際に大容量リュックを購入したユーザーは、日々の生活の中でどのような恩恵を受け、あるいは何に不満を感じているのでしょうか。大手ECサイトの購入履歴レビューやSNS上の生々しい投稿を徹底的に洗い出し、街頭での観察調査と合わせてそのリアルを検証しました。
通勤で毎日ノートPCを持ち歩く30代女性(Webデザイナー)は、次のような率直な手記を明かしています。
「以前はトートバッグとサブバッグの2個持ちをしていましたが、片方の肩ばかりが痛くなり、階段を上がるのも苦痛でした。思い切ってレディース大容量リュックとして話題のスクエア型22Lに変えたところ、両手が完全に空く解放感に驚きました。ただ、外見が可愛くてもリュック自体の重さが1.2kgを超えるモデルは、何も入れていない状態ですでに重く、数週間で使うのをやめてしまった苦い経験があります」
また、乳幼児を育てながら時短勤務で働く親世代からも、切実な意見が寄せられています。
「オムツ、着替え、マグ、除菌シート、さらには会社のPCまで詰め込むため、マザーズリュックおしゃれと検索して見つけた韓国風の多機能モデルを購入しました。ポケットが10個以上あって一見便利そうに見えましたが、どこに何をしまったか分からなくなり、改札前で鍵が見つからずパニックになることもしばしば。ポケットの数よりも、ガバッと180度開くメイン開口部と、背負ったまま財布を取り出せる背面セキュリティポケットの有無が生命線だと痛感しました」
一方、男性ビジネスパーソンからは、メンズビジネスリュックにおける「満員電車でのマナーとサイズ感のせめぎ合い」についての指摘が目立ちます。30Lクラスの大型モデルを前抱えにした際、顎の下までリュックが迫ってスマートフォンの画面すら見られないという失敗談は多く、日常使いにおいては「縦に深く、マチ幅は15cm以内に抑えられたスマート設計」が強く支持されている実態が浮き彫りになりました。