猫が落ち着く正しい抱っこの仕方|暴れる理由とNgな持ち方を獣医師視点で解説

猫が落ち着く正しい抱っこの仕方|暴れる理由とNgな持ち方を獣医師視点で解説

猫が落ち着く正しい抱っこの仕方|暴れる理由とNgな持ち方を獣医師視点で解説の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

生後2ヶ月から3ヶ月頃の社会化期にある子猫の抱っこの仕方は、成猫以上に繊細さが求められます。子猫の骨格は非常に柔軟である反面、骨化が未完全であるため、指先で強く握るような持ち方は厳禁です。手のひら全体をベッドのように広げ、両手で包み込むように持ち上げるのが鉄則です。

成猫になってから抱っこ好きにさせる方法としては、「抱っこ=短時間の良いこと」という条件づけを反復するトレーニングが有効です。具体的な猫を抱っこに慣れさせる手順は以下の通りです。

  1. 床に座った状態で膝の上におやつを置き、自分から乗ってくるのを待つ。
  2. 膝の上に乗ったら、体を持ち上げずに両手で優しく包み込み、3秒間キープしておやつを与える。
  3. 慣れてきたら、お尻を支えて床から10cmほど浮かせ、猫が暴れ出す前の「2〜3秒以内」に必ず床へ降ろして褒める。
  4. 徐々に抱き上げる高さを人間の胸の高さまで上げ、時間を5秒、10秒と伸ばしていく。

猫が「降りたい」と暴れ出してから降ろすと、「暴れれば解放される」と学習してしまいます。暴れる兆候を見せる前に飼い主主導で優しく降ろすことが、暴れる癖をつけないための最大の予防策です。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。