「歩くだけでは痩せない」という意見は根強くありますが、実際にはウォーキングを取り入れて見事に減量へ成功する人は後を絶ちません。その最大の理由は、食欲ホルモンの暴走を防ぎ、長期間の継続が極めて容易である点にあります。
高強度のランニングを行うと、血液中の乳酸濃度が上昇し、グレリンと呼ばれる食欲刺激ホルモンが活発化したり、運動後の反動で過食に走ったりするケースが頻発します。これに対し、ウォーキングは副交感神経を優位に保ちながらストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を抑えるため、運動後の食欲コントロールが乱れにくい特徴を持っています。
さらに、歩行は日常の生活動線に組み込みやすく、1回あたり40分〜60分の運動時間を無理なく確保できます。「30分のランニングを週2回」行うよりも、「45分のウォーキングを週5回」継続する方が、月間の総消費カロリーおよび脂肪燃焼総量ははるかに大きくなります。