日常ではあまり耳にしないものの、知っておくと会話や文章に奥行きが出る「い」の言葉も存在します。
代表的な例が「いささか(些か)」や「いぶし銀(いぶしぎん)」です。「いささか」は「少し、わずかに」というニュアンスを上品に伝えたいビジネス文書で重宝します。また「いぶし銀」は、派手さはないものの長年の経験に裏打ちされた渋い実力者を称える際に最適な慣用表現です。
ほかにも、古語由来の「いとをかし(非常に趣がある)」や、建築用語の「いぬばしり(犬走り=建物の周囲に設けた細い土間)」など、文脈に応じた専門用語を知っておくことで、表現の幅は格段に広がります。