2001年10月、まだ17歳だった彼女は彗星のごとく現れた。デビュー曲「青い青いこの地球に」は、読売テレビ制作の国民的アニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマに大抜擢。クリアなハイトーンとどこか影を帯びた独特の歌詞世界は、当時のリスナーの心を一瞬で掴んだ。オリコンチャートでも初登場9位を記録し、新人としては異例のスタートダッシュを切る。
バックボーンにあったのは、名門レーベル「GIZA studio」、そして親会社である「株式会社ビーイング」の強力なプロデュース体制だ。倉木麻衣やGARNET CROWらが牽引していた当時のビーイング系サウンドにおいて、彼女の存在はダークでエモーショナルな異彩を放っていた。単なるアニメソングのタイアップ歌手にとどまらず、自ら作詞を手がけるアーティストとしての評価も高かった。