男性不妊が広く認知されるようになった背景には、晩婚化に伴う「精子のエイジング(加齢変化)」の研究が進んだ点があります。女性の卵子と同様に、男性の精子も35歳を過ぎたあたりから精液量や精子の運動率の低下、DNA損傷率の上昇が確認されています。
一般的に男性は何歳になっても子どもを作れると思われがちですが、精子の質が低下すると受精率が落ちるだけでなく、流産率の上昇や胎児の発達リスクに関わることも判明しています。パートナー任せにするのではなく、男性自身が自分の生殖機能と真剣に向き合うことが、最短で結果を出すための大前提です。