単刀直入に事実を記せば、野口五郎が過去に脳梗塞を発症したという記録は一切存在しない。公式に発表された医療データや本人の口から語られた病歴を精査しても、彼が脳血管疾患を患った履歴がないのは明白だ。
では、なぜこのような噂がネット上でまことしやかに囁かれるようになったのか。事の発端は、2018年末に受けた人間ドックにさかのぼる。この検診で極初期の胃がんが見つかり、彼は翌2019年初頭に切除手術を受けた。早期発見により手術は無事に成功し、彼は病を乗り越えて短期間でステージへと復帰を果たしている。このがん公表のニュースが時を経てネット上で変化し、いつの間にか「脳の重病を患ったのではないか」という誤った情報へとすり替わって拡散されたのが噂の正体だ。