かつてGoogleマップ上に突如ピンが立ち、口コミ欄が荒れ狂った時期があった。YouTubeでも「謎の透明屋敷に突撃してみた」といった過激な検証動画が相次ぎ投稿され、一時は観光地さながらの野外野次馬スポットと化してしまった経緯がある。ネット文化の消費速度はいちじるしく、好奇の視線が過熱した結果、周囲の道路に不法駐車が相次ぐなど地域社会への摩擦も生じた。
しかし、こうした珍スポットとしての扱いに対し、建築業界や地元の視線は冷ややかだった。一時のネットバズによる物珍しさだけで消費され、本来の設計思想や建築的価値が置き去りにされたことへの苦言も多い。現在ではストリートビューのモザイク処理や検索表示の最適化が進み、悪質な野次馬の姿は沈静化を見せている。