かぎ針編みの円が波打つ原因は?綺麗な円を編む増し目の法則と最新編み図

かぎ針編みの円が波打つ原因は?綺麗な円を編む増し目の法則と最新編み図

かぎ針編みの円が波打つ原因は?綺麗な円を編む増し目の法則と最新編み図について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

Q1:編み図の「立ち上がりの鎖編み」は目数として数えるべきですか?
A1:編み方の種類によって明確に分かれます。一般的な日本の編み図規格において、「細編み」の立ち上がり鎖編み1目は目数として数えず、鎖を編んだ根元の目に1目めの細編みを編み入れます。一方で「長編み」の立ち上がり鎖編み3目は「長編み1目分」としてカウントするため、1目めの根元には編まず、隣の目から長編みを編み始めます。この混同が歪みの最大原因です。

Q2:編み進めるうちに円がうねってしまった場合、スチームアイロンで直せますか?
A2:軽微なうねり(手加減の一時的なムラ)であればスチーム仕上げで平らに整えることが可能です。しかし、目数が適正値よりも数目多く入ってしまっている構造的な波打ちは、アイロンの蒸気を当てても余剰な生地が消えるわけではないため修正できません。波打ちに気づいた段まで潔くほどき、正しい目数で編み直すのが最も確実です。

Q3:初心者が円編みを練習するなら、細編みと長編みのどちらがおすすめですか?
A3:構造の理解には「長編みの円」が適しています。長編みは編み目が縦に大きく、立ち上がりの位置や前段の頭の鎖が視覚的に見つけやすいため、目数のカウントミスを防ぎやすい利点があります。細編みは目が詰まって丈夫な作品が作れる反面、立ち上がりの引き抜き部分を見失いやすいため、段数マーカーを多用して練習することをおすすめします。

Q4:円の中心(輪の作り目)に穴が開いて緩んでしまいます。どうすれば良いですか?
A4:編み始めの輪の作り目を作る際、指に糸を「2回」巻きつけて二重の輪にする方法を採用してください。1段目を編み終えた後、糸端を軽く引いて動く方の輪を先に引き締め、その後に糸端を強く引くことで、中心の穴を完全に隙間なく閉じることができます。余った糸端はとじ針で編み地の中にしっかりと往復させてくぐらせることで、使用中の緩みを永久に防げます。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。