Q1:綿棒の先端を水でしっかり濡らして、表面を優しくなでる程度なら自分で取っても平気ですか?
A1:濡らした綿棒であってもおすすめできません。表面を軽くなでる程度では陰窩の奥に埋まった膿栓は取れず、無理に掻き出そうとして無意識に力が加わり、粘膜を擦過傷にしてしまうケースがほとんどです。また、綿棒の繊維が喉に引っかかり、異物感をさらに悪化させる恐れもあります。
Q2:耳鼻咽喉科に行ったら「こんな小さな臭い玉くらいで来たの?」と嫌がられませんか?
A2:決して嫌がられることはありません。耳鼻咽喉科の医師にとって、咽頭の違和感の鑑別や陰窩の洗浄・吸引は日常的で基本的な医療処置の一つです。むしろ、自己処理で粘膜を傷つけて感染症を引き起こしてから来院される方が医師としても治療に難渋するため、気になった段階でプロに任せるのが最も正しい判断です。
Q3:臭い玉がある人とない人では、体質的に何が違うのでしょうか?
A3:大きな要因は「扁桃の形状(陰窩の深さや数)」と「唾液の分泌量・呼吸法」の違いです。生まれつき陰窩の彫りが深く入り組んでいる人は老廃物が溜まりやすく、アレルギー性鼻炎などで口呼吸になりがちな人は乾燥によって細菌が増殖しやすいため、臭い玉が頻繁に作られます。体質的な要素も関係しますが、口呼吸を改善することで発生頻度を大幅に下げることが可能です。