施設からハイキングコースを辿ってアクセスできるのが、国の重要文化財に指定されている「旧天城トンネル(天城山隧道)」だ。1904年(明治37年)に竣工したこの石造トンネルは、現存する石造道路トンネルとしては日本最長を誇る。
ひんやりとした冷気が漂う坑口に立つと、職人が手作業で積み上げた切り石の重厚感に息をのむ。暗がりの中にぽつんと灯るカンテラ風の明かりが、幻想的な空間を演出する。最新のe-bikeレンタルなどを利用すれば、道の駅からトンネルまでの木漏れ日あふれるダートコースを爽快に駆け抜けることができる。歴史の息吹を肌で感じながら進む道のりは、現代の日常から遠く切り離された特別な体験となるはずだ。