ゴミ箱に捨てずにベッドサイドや床、車内に数時間から数日間放置してしまうと、思わぬ二次トラブルへ発展します。
まず直面するのが強烈な腐敗臭です。精液はタンパク質やアミノ酸、果糖などを豊富に含む体液です。空気に触れて室温に置かれると、わずか半日ほどで雑菌が爆発的に繁殖し、タンパク質が分解されてツンとしたアミン臭や腐敗臭を放ち始めます。夏場の車内など高温多湿な環境では数時間で異臭が充満し、シートや内装に匂いが染み付く原因になります。
さらに見過ごせないのが病原体の感染リスクです。クラミジア、淋菌、梅毒トレポネーマ、あるいはB型・C型肝炎ウイルスなどが体液中に含まれていた場合、乾燥するまでの間は感染力を維持している可能性があります。第三者やペットが誤って触れたり口に入れたりすると非常に危険です。使用後は放置せず、その場ですぐに密閉処理することが身を守る鉄則です。