このブームを受けて、ビジネスの現場でも「弥栄」を取り入れる動きが出始めている。新プロジェクトの立ち上げ時や創立記念パーティー、締めのアディショナルな挨拶として「企業の益々の発展と、皆様の弥栄をお祈り申し上げます」といったフレーズが好まれるようになった。相手の繁栄を祈る上品な表現として、上司や取引先からの受けも極めて良い。
ただし、TPOには一定の配慮が必要だ。あまりにカジュアルな雑談の場で乱発すると軽薄な印象を与えかねない。乾杯の発声として使う場合は、「皆様のご健勝と、当事業の弥栄を祈念いたしまして、いやさか!」と一声をかけ、杯をあげるのがスマートな作法とされている。