和田晃一良氏のキャリアを語る上で欠かせないのが、並外れたプログラミング能力です。同氏は東京工業大学工学部情報工学科在学中からその異才を発揮し、数々のハッカソンやプログラミングコンテストで頭角を現していました。
2012年、共同創業者である大塚雄介氏らとともに、コインチェックの前身となるレジュプレス株式会社を設立。ストーリー投稿サイト「STORYS.jp」を立ち上げて注目を集めた後、ビットコインの将来性にいち早く着目し、2014年8月に仮想通貨取引サービス「Coincheck」をスタートさせました。
特筆すべきは、初期のコインチェックの取引所システム、マッチングエンジン、UI/UX設計の根幹部分を、和田氏がほぼ単独でコーディングして構築したという点です。金融機関レベルのシステムをわずか数名のスタートアップが超スピードでローンチし、国内屈指の使いやすさを誇るアプリへと成長させた背景には、和田氏の天才的な実装力がありました。