【写真で比較】その足のむくみは心不全?危険な浮腫の見分け方を徹底解説

【写真で比較】その足のむくみは心不全?危険な浮腫の見分け方を徹底解説

【写真で比較】その足のむくみは心不全?危険な浮腫の見分け方を徹底解説について押さえておきたい ポイントを厳選して解説いたします。

「足のむくみが引かない」「指で押すと窪んだまま戻らない」と気づいた際、何科を受診すべきか迷う方も少なくありません。結論として、心疾患が疑われる場合の受診先は「循環器内科」が第一選択となります。かかりつけ医がいる場合はまず内科で相談し、紹介状をもらって専門医を受診するルートも適しています。

受診時には、心電図検査、胸部エックス線検査、心臓超音波検査(心エコー)、そして心臓への負荷を反映する血液マーカーである「BNP」または「NT-proBNP」の数値を測定し、心臓のポンプ機能の状態を客観的に評価します。

心不全と診断された場合の下肢浮腫に対する標準的な薬物治療では、「利尿薬」が主軸として用いられます。腎臓に働きかけて体内に過剰に溜まった水分や塩分を尿として体外へ排出させ、循環血液量を減らすことで、肥大化した心臓の負担を劇的に軽減させます。近年では、心保護作用を併せ持つ新規治療薬(SGLT2阻害薬やARNIなど)を組み合わせ、むくみの改善だけでなく心不全の再発や予後改善を図る治療計画が標準となっています。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。