本作の魅力を語る上で欠かせないのが、ルイを取り巻く2人の男性キャラクターを演じた俳優陣の存在です。全身にタトゥーを施し、蛇のようなスプリットタンを持つパンク青年・アマ役を演じたのは高良健吾さん。そして、サディスティックな裏の顔を持つ彫り師・シバ役を演じたのが、当時ARATA名義で活動していた井浦新さんでした。
高良健吾さんは、アマの凶暴さとルイに向ける無邪気でピュアな愛情を見事に体現。吉高さんとは同世代ならではの剥き出しの熱量でぶつかり合いました。一方の井浦新さんは、底知れぬ狂気と大人の色気を漂わせ、ルイを危険な世界へ引きずり込むシバを圧倒的な存在感で演じ切っています。
吉高さん、高良さん、井浦さんの3人が生み出す緊迫感あふれる三角関係は、観る者の息を呑むほどの緊張感を生み出しました。この共演を通じて育まれた信頼関係は非常に深く、吉高さんと井浦さんはその後もTBS系ドラマ『最愛』やNHK大河ドラマ『光る君へ』など数々の名作で共演を重ね、互いを高め合う戦友として特別な絆で結ばれています。