感染経路は明確で、病原体を持つツツガムシ幼虫に刺されることのみである。したがって予防の基本は「ダニに刺されないこと」に尽きる。具体的には、草むらや河川敷、山林に入る際には長袖・長ズボン・長靴・手袋を着用し、ズボンの裾を靴下の中に入れる。肌の露出を極力減らし、ダニの侵入経路を遮断することが最も効果的だ。
加えて、屋外活動後は入浴時に全身をくまなくチェックし、特に脇や股、ベルト周りを重点的に観察する。ダニが付着してから刺すまでには数時間かかることもあるため、帰宅後の早期発見が感染回避につながる。虫除けスプレーに含まれるディートやイカリジンも一定の効果が期待できるが、過信は禁物。草むらに直接座る行為や、素足でのサンダル履きは避けるべきだ。