見分け方を軽視して最も恐ろしい結末を迎えるのが、器具の誤接続による物理的事故です。ガス種間違い 故障 事故 危険性について、日本ガス協会や消防庁は長年にわたり警鐘を鳴らし続けています。
都市ガス用コンロにプロパンガスを流した場合、プロパンガスは都市ガスよりも噴出圧力が高く高熱量であるため、炎が異常に巨大化して天井まで立ち上り、一酸化炭素が急激に発生します。最悪の場合、爆発事故や家屋の全焼を引き起こします。逆に、プロパンガス用コンロに都市ガスを流すと、供給圧力が足りずに不完全燃焼を起こし、無色無臭の一酸化炭素が室内に充満して中毒死する危険があります。
したがって、ガス器具 買い替え 互換性 詳細まとめとして徹底すべきルールは「そのままの共用は絶対に不可能」という点です。引っ越しに伴ってガス種が変わる場合、基本的には買い替えが必要となります。メーカー(リンナイ、パロマ、ノーリツなど)に依頼して内部のノズルや燃焼部を交換改造する有償サービスも存在しますが、近年の据え置き型テーブルコンロは本体価格がこなれているため、改造工賃を払うよりも新品を買い直すほうが安全面・経済面の両方で推奨されます。
さらに見落とされがちなのが、ガスメーター 復帰方法 違いです。震度5以上の揺れを感知すると、どちらのメーターも内蔵された感震器によって自動的に安全弁を遮断します。しかし、遮断解除の手順には微妙な差異があります。
都市ガス用メーターの場合、左上の復帰ボタンのキャップを外し、奥まで強く押し込んでからランプの点滅を確認し、器具を使わずに約3分待つことで漏洩検査が完了します。プロパンガス用メーターも同様に押しボタン式ですが、長押しが必要な機種や、復帰待機時間が約1分〜2分と短い機種があるなど、機器ごとの仕様差が存在します。いずれも復帰操作時は「室内のすべてのガス栓・器具を閉めること」が絶対条件です。
また、ガス開通 立ち会い 手続き 経緯についても確認が必要です。電気や水道はネット手続きのみで開通可能ですが、ガスは人命に関わる保安基準が法律で厳格に定められており、都市ガス・プロパンガス問わず「入居者本人の立ち会い点火テスト」が必須です。作業員が室内に入り、ガス漏れ検知器による気密試験とコンロ・給湯器の着火確認を完了しない限り、バルブが開けられることはありません。3〜4月の引っ越し繁忙期には予約が数週間先まで埋まるため、退去・入居の2週間前には申し込みを完了させるのが鉄則です。