着物が整ったら、帯を結んでいきます。初心者でも1人で簡単にできて見栄えする2つの結び方を紹介します。
1. 伝統的で上品な「半幅帯・文庫結び」
清潔感とクラシックな美しさを兼ね備えた半幅帯の文庫結びは、どんな柄の浴衣にもマッチする王道スタイルです。
- 帯の端(手先)を約50cm取り、縦半分に折って肩に預けます。
- 残りの帯(タレ)を胴に2周巻き付け、しっかり締め上げます。
- 手先を下、タレを上にしてひと結びし、結び目を縦に立てて緩みを防ぎます。
- タレ側を肩幅程度の長さに折りたたみ、羽根を作ります。中心を山折りにし、両端を谷折りにして「M字」のヒダを作ります。
- 肩に預けていた手先を結び目の上から巻き下ろし、羽根の中心を固定します。余った手先は胴の帯の内側に下から上へ通して隠します。
- 時計回りに帯を回し、結び目を背中の中心へ移動させます(※逆回りに回すと着物がはだけるので厳禁です)。
2. 結びやすさ抜群!「兵児帯(へこおび)のくしゅくしゅリボンアレンジ」
柔らかな質感とボリューム感が魅力の兵児帯アレンジは、結び目が多少歪んでも可愛らしいニュアンスに見えるため、着付け初心者にも最適です。胴に2周巻いた後、通常のリボン結び(蝶々結び)を作り、余ったタレを結び目の内側から上へ引っ張り出してふんわりと被せるだけで、華やかな花びらのようなボリューム帯が完成します。