松丸家の母・順子氏の遺した愛が、日本中の涙を誘ったのが、四男である謎解きクリエイター・松丸亮吾氏との絆です。テレビのドキュメンタリー番組や特番で明かされたそのエピソードは、SNS上で幾度もトレンド入りを果たしました。
高校時代、亮吾氏は反抗期の真っ只中にあり、母との衝突を繰り返していました。「勉強しろ」と言われることに反発し、ゲームに逃避する日々。そんな中、母の乳がんが発覚し、容態は急速に悪化していきました。亮吾氏が十分に素直な感謝を伝えられないまま、順子氏は息を引き取ってしまいます。
母親を亡くした喪失感と激しい後悔に打ちひしがれていた亮吾氏は、遺品整理の中で1冊の日記帳を発見します。そこには、反抗的だった亮吾氏に対する愚痴などは一切なく、毎回の模試の点数、苦手科目の分析、そして弱っていく手で震えながら書かれた次のような言葉が遺されていました。
「亮吾が東大に入れますように。亮吾の夢が叶いますように」
母が最期まで自分を信じ、応援し続けてくれていた事実を知った亮吾氏は、遺品の日記を胸に猛勉強を開始。駿台予備校等での徹底した自己管理を経て、見事に東京大学理科一類への現役合格(※後期日程)を果たしたのです。
長男のDaiGo氏に対しても、順子氏は死の直前、「大悟、亮吾を頼むね。あの子はまだ小さいから」という言葉を遺していました。母の遺志を受け継ぎ、兄弟は衝突を乗り越えながら固い絆で結ばれ、現在それぞれの分野でトップランナーとして活躍しています。ネット上では「親としてこれ以上の愛があるだろうか」「涙が止まらない」「松丸兄弟の知性と優しさは母親から受け継がれたものだ」と、順子氏の教育姿勢を称賛する声が絶えません。