ネット上の掲示板やSNSでは、「60分2,980円(税抜)時代の格安もみほぐし店は今どうなっているのか」「安すぎる店は技術が未熟で危険なのでは?」といった疑問が度々議論されています。取材班がリラクゼーション業界の運営実態を調査したところ、価格設定と施術品質の相関関係について明確な構造が見えてきました。
かつて一世を風靡した「60分2,980円」モデルの代表格である「りらくる」や「ほぐし&リラックス」などの大手チェーンは、人件費や物価の上昇を背景に、2026年現在では60分あたり3,600円〜3,980円前後へと適正価格への移行を進めています。これらのチェーンがリーズナブルな価格を維持できている理由は、施術者が業務委託契約として歩合制で稼働し、受付の無人化やシンプルな内装によって固定費を徹底的に削っているためです。
ここで生じるのが「施術者の当たり外れ問題」です。業界関係者の証言によると、格安チェーンには「歴10年以上のベテラン施術者」が在籍している一方で、「短期間の研修を終えたばかりの新人」が混在しているのが実情です。安さだけで飛び込み、指名をせずに施術を受けると、力任せに押されて筋肉を痛める「もみ返し」の原因になることがあります。
格安店を賢く利用する最大のコツは、初回来店時に複数のスタッフの施術を試し、相性の良いセラピストを見つけたら数百円の指名料を払ってリピート指名することです。これにより、低コストでありながら専門店並みの高い満足度を維持できます。