連盟の近代化が進む中で、道場の事務担当者や一般会員の間で大きな関心事となっているのが千葉県剣道連盟の登録手続き方法の刷新です。全日本剣道連盟の会員管理システム(マイページ機能)の導入・統合に伴い、これまで紙の書類と現金書留・振込で行われていた段位受審申請や年会費納入の手続きが、原則オンラインへと移行しました。
このDX推進に対し、SNSや道場関係者のコミュニティでは賛否両論のリアルな声が交錯しています。
「スマホから受審票の発行や決済が完了するため、仕事帰りに金融機関へ行く手間が省けて格段に便利になった」(30代・実業団剣士)という好意的な評価が広がる一方で、高齢の道場主や町道場の指導者層からは切実な困惑も聞かれます。「地区連盟ごとの締切と県連の締切のタイムラグが分かりにくく、入力ミスで再提出になった」「パソコン操作に不慣れな高齢指導者が孤立しかけている」といった声です。
こうした混乱に対し、千葉県剣道連盟の事務局連絡先(千葉市稲毛区の千葉県武道館内)には問い合わせが集中する時期があり、事務局側もマニュアルの配布や各支部事務担当者向けの説明会を開催するなど、丁寧なサポート体制の構築に追われています。現場の混乱は過渡期特有のものとはいえ、地域道場の負担軽減は喫緊の課題と言えます。