レーザー照射からツルツルの状態に落ち着くまでの過程をあらかじめ把握しておけば、日々のシェービングやスキンケアでパニックに陥ることはありません。一般的な医療ヒゲ脱毛の経過サイクルは以下のステップを辿ります。
【照射直後〜翌日】
肌に赤みや熱感が残り、毛穴がプツプツと盛り上がる。この段階での髭剃りは絶対厳禁。
【2日〜3日後】
赤みが引き始めるが、毛が膨張して硬くなり「泥棒髭」状態が目立ち始める。電気シェーバーによる軽い髭剃りなら可能。
【1週間〜10日前後】
肌の代謝が進み、洗顔や入浴時、髭剃りの際に毛が自然と抜け落ちる(ポロポロ期)。
【2週間〜1か月後】
照射された毛の多くが抜け落ち、一時的にツルツルで清潔感のある素肌を実感できる時期。
この過程で最も警戒すべきトラブルが毛嚢炎(もうのうえん)です。ニキビによく似た白〜黄色の膿を持った発疹で、バリア機能が低下した毛穴にブドウ球菌などが入り込むことで発生します。予防のためには、手で顔を触らない衛生管理と、シェーバーの刃を定期的にアルコール消毒することが極めて有効です。もし毛嚢炎ができてしまった場合は、髭剃りを一時中断し、無理に潰さずクリニックから処方された抗生剤軟膏を塗布して安静を保ってください。