日本のプロ囲碁界は、東京に本部を置く公益財団法人日本棋院と、大阪を拠点とする一般財団法人関西棋院という二つの主要団体によって運営されている。プロ棋士の身分や対局システムの根幹は両者で共通しているが、組織の財務規模や所属棋士数には差がある。
プロ棋士には一般企業のような「基本給」が定額支給されるわけではない。収入の基本となるのは、公式戦に出場することで支払われる「手合料」だ。勝てば次のラウンドへ進み、対局数が増えて手合料も加算される。つまり、勝率がそのまま直結する完全実力主義の給与構造となっている。