ネット上のコミュニティや保護者の体験談を精査すると、異常行動の生々しい実態が浮かび上がります。
「夜中に突然すっくと立ち上がり、『怖い黒い人が窓の外から呼んでいる』と叫びながらベランダの窓へ突進した」「普段は絶対に通らない狭い隙間へ猛スピードで潜り込もうとした」といった証言が散見されます。恐ろしいのは、本人の目がしっかり開いており、周囲からは意識があるように見えるにもかかわらず、本人の記憶や理性は完全に遮断されている点です。
過去に発生したタミフル服用後の飛び降りや転落事故の多くは、「死のうとした」わけではありません。「何者かから必死に逃げようとした結果、そこが窓やベランダだった」「ベランダを手すりのある安全な通路と誤認して乗り越えた」というパニック状態からの行動でした。保護者が別室で家事をしていた数分の隙に事故が起きているケースが多く、言葉による言い聞かせは一切通用しません。