巨大なアリーナの扉をくぐると、視界を埋め尽くすのは山のように盛られたチャーハンや、器から豪快にあふれ出す大盛りの一皿だ。テレビ画面でおなじみとなった規格外のボリュームが、一切の妥協なく現場で再現されている。手加減を知らない店主たちが、勢いよく上がる湯気の中で大鍋を振るう姿には、どこか職人の意地すら漂う。
会場内では、過去の放送で大きな話題を呼んだ名物料理が目白押しだ。挑戦するように料理と向き合う来場者と、それを笑いながら見守る周囲の観客。食べること自体が、ここでは観客巻き込み型の刺激的なエンターテインメントへと変化していた。