捜査関係者が初期段階から注力したのが、移動経路周辺に設置された防犯カメラの映像解析でした。京都の行方不明事案における防犯カメラ映像をリレー方式で追跡したところ、自宅から数百メートル離れた主要道路沿いを歩く姿が記録されていたことが判明しています。
しかし、その先にある交差点および公共交通機関の防犯カメラには明確な姿が捉えられておらず、特定のエリアでパタリと足取りが途絶えています。この「空白地帯」において第三者の車両へ乗り込んだのか、あるいはカメラの死角となる路地へ進入したのかが、京都の行方不明事件における手がかりとして極めて重要な焦点となっています。
さらに、現場周辺の地理的特徴として、入り組んだ路地や河川敷、山林へのアクセスルートが存在することも捜索の難度を上げている要因です。鑑識や捜索隊による徹底した現場検証が行われたものの、遺留品や靴などの所持品は見つかっておらず、不可解な空白が残されたままとなっています。