発売から何十年が経過しても、『情熱の薔薇』の存在感が薄れない理由のひとつに、メディア露出の多さと豪華アーティストによるカバーが挙げられます。
CMソングとしては、過去に大和証券グループの企業広告や、アサヒ飲料の缶コーヒー『WONDA』、サントリーの各種キャンペーンなど、時代ごとの大型タイアップに幾度となく起用されてきました。メッセージ性の強さと前向きなドライブ感が、挑戦する企業や人々の姿勢と見事にシンクロするためです。
また、カバーアーティストの顔ぶれも多彩です。奥田民生、中川翔子、MINMI、甲斐よしひろをはじめ、ロックからJ-POP、レゲエ、ヒップホップに至るまでジャンルを超越したミュージシャンたちが、それぞれの解釈でこの名曲に命を吹き込んできました。シンプルな構造だからこそ、歌い手の個性を引き出す器としての強靭さを証明しています。