8月8日の世界猫の日は、2002年に動物愛護団体である国際動物福祉基金(IFAW:International Fund for Animal Welfare)を中心としたグループによって制定されました。2020年以降は、イギリスに本部を置く国際的な猫福祉慈善団体「インターナショナル・キャット・ケア(iCatCare)」が運営を引き継いでいます。
多くの人が疑問に思う「なぜ8月8日なのか」という点ですが、実は特定の歴史的事件や語呂合わせに基づくものではなく、公には明確な理由が公表されていません。諸説あるものの、ヨーロッパのバカンス期にあたり家族とペットが過ごす時間が増える時期であることや、数字の「8」が無限(∞)を連想させること、あるいは猫の瞳の形に似ているといった象徴的な理由が語られることが多いのが実情です。
何よりも大切なのは、制定の真の目的です。世界猫の日は単に猫の愛らしさを愛でるだけでなく、「人間と暮らす猫の安全を守り、野良猫や保護猫の福祉を改善する」という強いメッセージが込められています。過酷な環境に置かれた猫たちを救い、適切な医療や終生飼養を広めるための啓発デーとして誕生しました。