掲示板を頻繁にチェックする層と、そうでない層の間には、目に見えない分断が生じている。ネット上の過激な言説を真に受けた一部のユーザーが、店内で他の客やスタッフに対して攻撃的な態度を取る事例も報告されている。これは、ネットの閉鎖的な空間で同じ意見ばかりに触れることで、自分の考えが絶対だと錯覚してしまう「フィルターバブル」の典型例だ。
かつてパチンコ店のロビーや喫煙所で交わされていた、ゆるやかな常連同士のコミュニケーションは失われつつある。代わりに台頭したのは、ネットを介した疑心暗鬼と、見えない敵との情報戦だ。このコミュニティの質の変化は、地方の娯楽文化そのものの衰退を招きかねない危うさを孕んでいる。