店内を歩いて気づくのは、飛び交う言語の多さだ。英語、中国語、フランス語――。成田や羽田、都心部からのアクセスの良さも手伝い、ここは世界中のバイクファンが訪れる「聖地」として定着した。
「日本のライダーが着用しているウェアの質や、整然とメンテナンスされたマシンの美しさは世界一だ」と、ヨーロッパから訪れたツーリストは熱く語る。海外からの旅行者が日本製の高品質なヘルメットやアパレルを買い求める傍らで、地元の常連客がコーヒーを片手に最新のツーリングルートについて情報交換を交わす。単なる商業施設を超えた、国境なきモビリティ・コミュニティの熱気がここには渦巻いている。