スケバン恐子としての桜塚やっくんは、太く吊り上がった眉毛に濃いアイライン、鮮やかなリップというデフォルメされたスケバンメイクがトレードマークでした。客席に降りて観客を巻き込むアドリブ主体のコントスタイルで一世を風靡しましたが、当時から視聴者の間では「メイクの下の骨格が整いすぎている」「目鼻立ちが明らかに美形」と囁かれていました。
その疑念が確信に変わったのが、バラエティ番組の企画や雑誌のグラビア、すっぴん写真の公開でした。メイクを落とした彼の素顔は、涼しげな目元と高い鼻梁、シャープなフェイスラインを備えた正真正銘の美男子。当時のネット掲示板や女性誌では「美少年すぎる」「ビジュアル系バンドのフロントマン顔負けの端正さ」と大反響を呼び、ネット上では「桜塚やっくんのイケメン画像」が瞬く間に拡散されました。
彼がこれほどまでに卓越したビジュアルと立ち居振る舞いを身につけていた背景には、確かな出自があります。本名は斎藤恭央(さいとう・やすお)。名門・日本大学芸術学部映画学科演技コースを卒業しており、学生時代から演技や身体表現の基礎を徹底的に叩き込まれていました。端正な容姿に甘んじることなく、表現者としての基礎体力を磨いていたからこそ、どのような姿になっても隠しきれない気品と華やかさが漂っていたのです。