近年、空前の焼き芋ブームを牽引しているのが「べにはるか」と「シルクスイート」である。しかし、これら人気品種のポテンシャルを100%発揮させるためには、品種固有の特性に合わせた収穫と貯蔵の管理が欠かせない。
「べにはるか」は追熟させることで驚異的な甘みとねっとり感が増すため、ややじっくりと時間をかけて貯蔵するアプローチが好まれる。一方、「シルクスイート」は滑らかな口当たりと絹のような食感が魅力であり、収穫直後から比較的早い段階でもその繊細な風味を楽しむことができる。JAグループなどの生産現場でも、こうした品種別の特性を踏まえた出荷計画が緻密に立てられている。