猫の抗生物質で下痢や食欲不振?副作用と飲ませ方のコツを徹底解説

猫の抗生物質で下痢や食欲不振?副作用と飲ませ方のコツを徹底解説

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一口に猫の抗生物質といっても、標的となる細菌や感染部位によって処方される薬剤の種類は大きく異なります。ペニシリン系、セファロスポリン系、ニューキノロン系など複数の系統が存在し、投与経路も内服薬(錠剤・粉薬・シロップ)と持続性注射に分かれます。

薬剤名・系統主な適応症・特徴標準的な投薬期間と費用相場投薬難易度・注意点アモキシシリン
(ペニシリン系)細菌性膀胱炎、上部呼吸器感染症、皮膚炎など幅広く第一選択となる。投薬期間:7日〜14日間
費用相場:1,500円〜3,500円/週1日2回の経口投与。比較的安全性が高いが、ペニシリン過敏症の個体には禁忌。セファレキシン等
(セファロスポリン系)外傷、化膿性皮膚疾患、術後感染予防など。グラム陽性菌に強い。投薬期間:7日〜14日間
費用相場:2,000円〜4,000円/週苦味が強い錠剤が多く、粉砕すると激しい拒絶や流涎(よだれ)の原因になる。エンロフロキサシン等
(ニューキノロン系)難治性膀胱炎、重度呼吸器感染症など。組織移行性に優れる。投薬期間:5日〜10日間
費用相場:3,000円〜6,000円/週過剰投与で網膜障害を起こすリスクがあり、猫の体重に応じた厳密な用量設定が必須。コンベニア注射
(セフォベシンナトリウム)1回の皮下注射で約14日間有効血中濃度を維持。皮膚感染症や膀胱炎。持続期間:約14日間
費用相場:5,000円〜9,000円/回毎日の投薬ストレスを完全排除。ただし体内に2週間残るため、副作用発現時の薬抜きができない。

特に猫の細菌性膀胱炎では、一般的な投薬期間は1〜2週間が目安となります。尿検査で菌が完全に消失したことを確認するまで投与を継続しなければ、再発を繰り返す要因となります。費用は動物病院の規模や猫の体重(体重1kgあたりの処方量)によって変動しますが、診察料や検査費用を含めると1回の通院で5,000円〜15,000円程度を見込んでおくのが一般的です。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。