通信ジャーナリズムの視点から公平を期すならば、ホームルーターというプロダクト自体が全面的に否定されるべき悪質商品というわけではありません。問題の本質は、「自身の利用環境や用途に適合していない層が、手軽さだけを理由に契約してしまうミスマッチ」にあります。契約後に後悔しないための明確な線引きは以下の通りです。
▼ ホームルーターを【絶対にやめたほうがいい】人の条件
- オンライン対戦ゲームを日常的にプレイする人:ping値の不安定さとパケットロスにより、快適なプレイは望めません。
- テレワークで大容量データの送受信や長時間のWeb会議を行う人:上り速度(送信)の遅さが業務効率のボトルネックになります。
- 同居家族が3人以上おり、それぞれが同時に動画やSNSを利用する世帯:モバイル基地局の帯域共有により、夜間に一斉に速度が低下します。
- 2〜3年以内に引っ越しや回線見直しを検討している単身者:36回払いの端末代金残債が解約時の大きな金銭的リスクになります。
▼ ホームルーターを【選んでも後悔しにくい】人の条件
- 建物の管理規約や構造上、光回線の引き込みが物理的・法的に不可能な物件に住んでいる人。
- 主な用途がスマホでのSNSチェック、ニュース閲覧、標準画質でのYouTube視聴程度に限られる人。
- 数ヶ月から1年未満の期間限定の仮住まいであり、端末代金残債が発生しない「端末レンタルプラン」を利用する人。