徳島県出身の吉田凪沙が全国区の注目を集めるきっかけとなったのは、高校女子サッカーの絶対女王として君臨した日ノ本学園高校への進学でした。厳しい規律とハイレベルな競争環境の中で技術とメンタルを磨き上げ、全日本高等学校女子サッカー選手権大会やインターハイなど、数々の全国タイトル獲得に主力として大きく貢献しました。
高校卒業後は、なでしこリーグの強豪でもあった吉備国際大学Charme岡山高梁へ進学。大学サッカー界屈指のボランチとして中盤に君臨し、ゲームメイクからディフェンスラインのカバーまで幅広いタスクをこなす大黒柱としてチームを牽引しました。インカレや地域リーグでの圧倒的なパフォーマンスは、各クラブのスカウト陣の目を釘付けにしました。
大学卒業後の2019年、名門・INAC神戸レオネッサへ加入してプロのキャリアをスタート。その後、ノジマステラ神奈川相模原やセレッソ大阪ヤンマーレディース(旧・セレッソ大阪堺レディース)へと身を置き、激しいポジション争いの中で自らの価値を証明し続けてきました。世代屈指のタレントがひしめく環境を生き抜いてきたキャリアそのものが、彼女の実力の高さを物語っています。