Hey! Say! JUMPを語る上で避けて通れないのが、デビュー時の10人から現在の8人に至るまでの歴代メンバーの脱退の真相です。なぜ彼らはグループを去り、現在はどのような道を歩んでいるのか。当時の公的発表と報道資料を整理します。
森本龍太郎:未成年問題による活動休止と芸能界引退の経緯
最年少メンバーとして当時12歳で鮮烈なデビューを果たした森本龍太郎は、2011年6月、週刊誌による喫煙写真の報道を受けました。所属事務所は即座に無期限の芸能活動休止処分を発表。当時高校生だった森本本人の保護と社会的責任を鑑みた重い判断でした。
その後、復帰することなく2014年春に事務所を退所。のちに自身のYouTubeやインタビューで語られたところによると、急激な環境変化やプレッシャーによる葛藤が大きかったと明かされています。一時的なダンスボーカルグループ「ZERO」の活動や格闘技イベントへの挑戦、海外生活などを経て、現在は芸能の表舞台から身を引き、自分自身の意志で選んだ生活を歩んでいます。突然の離脱は当時のファンに大きな衝撃を与えましたが、グループがコンプライアンスとプロ意識を徹底する契機ともなりました。
岡本圭人:アメリカ留学から俳優業専念への転換プロセス
一方、2021年4月に脱退した岡本圭人のケースは、前向きなキャリア選択による円満な独立でした。父である岡本健一(元・男闘呼組)の影響もあり、幼少期から演劇への強い思いを抱いていた岡本は、2018年9月から2年間にわたりアメリカの演劇学校「アメリカン・ミュージカル&ドラマティック・アカデミー(AMDA)」へ留学しました。
当初は留学修了後のグループ復帰を前提としていましたが、現地で本格的な演劇を学ぶ中で「役者として一生を生きていきたい」という強い覚悟が芽生えました。帰国後、メンバーと何度も本音で膝を突き合わせた末、「中途半端な気持ちでアイドル活動を続けることは、グループにとってもファンにとっても不誠実である」という結論に至り、グループ脱退を申し出たのです。STARTO ENTERTAINMENT公式発表でも明かされた通り、事務所には俳優として残留。その後、舞台『Le Fils 息子』での父子共演をはじめ、演劇界で着実に評価を確立しています。